9月27日「フラメンコ・パラ・ラ・トラビアータ」

セビージャで劇団ラ・クアドラを主宰するサルバドール・タボラ。
もともと歌い手としてパコ・タラントらとのグループで録音もあるそうで、30年以上の昔から、フラメンコをその作品にいかしている。初演ではフアナ・アマジャとミステーラが出演した「カルメン」(これは日本公演もありました)をはじめ、「ドン・フアン」など、ビエナルやヘレスのフェスティバルで上演されているものも多いので、観たことがある人も多いだろう。

その新作は「ラ・トラビアータ」、ご存知「椿姫」である。
椿姫役をタボラの孫娘マリア・タボラが踊り、アルフレド役はミステーラがつとめる。
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いかにもタボラらしく、火花を散らす機械がでてきたり、白馬がでてきたり、
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とおおがかりなところもあるが、全体としては、いつもよりも洗練された美しい作品に仕上がっている感がある。しばらく表舞台からご無沙汰してたミステーラの、以前と変わらぬきりっとしたフラメンコ舞踊や、マリアのモデル並みの容姿(鼻ピアスはご愛嬌)にその理由を求めることができよう。クラシック・バレエのダンサーが登場したり、もするし、ね。
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音楽面では、その場面場面を象徴するファンダンゴでつないでいくのだが、歌としてはいまいち食い足りなく残念。
なおこの作品、11月以降、セビージャのサルバドール・タボラ劇場とカルメンとの日替わりでロングランの予定だというので、ご興味あるひとはどうぞ。

Flamenco para la Traviata
baile; El Mistela, María Tavora
cante; Ana real, José Angel Carmona
guitarras; Manuel Berraquero, Miguel Aragón
percusión; Javier Prieto

Málaga en Flamenco 07
27 de septiembre 23:00 Teatro Canovas Málaga
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by kiokos | 2007-09-28 16:58 | 公演評  

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